DKIM(電子署名)により自社のコンテンツ配信を守る!

タイのバンコクでメールマーケティングを行っています。

タイやマレーシアのASEANの地域ではGmail、Yahoo!、Hotmailのアカウントを持つユーザが多く存在します。

この3つのフリーメールアドレスの提供サービスは比較的早い時期からスパム対策を行っています。

スパム対策の一つとして配信元のIPの信頼性評価がありますが、
今回はその話にもう一歩踏み込みたいと思います。

Gmail、Yahoo!、Hotmailのアカウントを使ったことのあるユーザ様は多いかと思います。
送られてきたメールに対してスパム報告ができるのはご存じでしょうか?

受取ったメールをスパムと判断するかどうかは個人の裁量に大きく委ねられるところですが、
大きな母数をもっているこの3社の場合、統計的な観点からスパムコンテンツかどうかを判断している様です。

よって大量のユーザがあるメールをスパム報告すると、
その配信元のメールサーバの信頼性に対する評価が大きく低下します。

結果、次回のメールからは、転送制限がかかり、配信までに時間がかかったり、
Inboxに入らないと言った事象が発生するようになります。

ここで大きな問題が発生します。

メールサーバの信頼性評価はIPで行っているため、
そのメールサーバを使用する他のドメインのユーザも同じく影響を受けてしまいます。

自社は何も関与しないのにSpam 判定されやすくなるといったことが発生してしまうのです。
ある日を境にInboxではなく、Spam Box に入ってしまうことが発生する可能性があるのです。

Spam やフィッシング詐欺の様な社会的な問題はユーザに対する迷惑行為であるだけでなく、
有益な情報を配信しているコンテンツ業者にも影響するのです。

この問題を解決するための一つの方策がDKIMです。
DKIMは DomainKeys Identified Mail の略称です。

メールに署名を行う事で送信者のドメインを認証する技術です。
受信側で電子署名の確認を行いますので、送信元の偽装ができなくなります。

DKIMは個別の送信者アドレス単位での認証が可能です。
よって、この署名のついたメールコンテンツに対するスパム報告等の評価は
コンテンツ配信元の評価に限定されます。

DKIM(署名)をメールに付与して送信すると、
YahooやHotmailから Feedback loop (迷惑メールボタンを押されたこと)を受け取ることが出来ます。

DKIM(署名)を付与していない状態ですと、
どのユーザが迷惑行為と捉えているかがわかりません。
結果、次回も同じように配信してしまいます。
それが原因でスパム報告の数が上昇し、
自社のメール配信に大きな悪影響を与えてしまします。

DKIMという仕組みを利用することにより、
迷惑メールボタンを押した対象者は次回の配信対象から省くことが出来ます。

このDKIMですが、それほど導入は難しくありません。

弊社のWEBCASで配信頂く場合、DKIM用のDNS設定は弊社側で致します。
お客様には、事前に電子署名を取得して、
以下の様な共通鍵をDNSに設定頂くことになります。

IN TXT (“v=DKIM1;k=rsa;”・・・・・)

弊社では大量配信を実施されるお客様で
フリーメールアドレスを多く含むリストをご使用になるお客様には上記の対応をお願いしています。

弊社のメールマーケティングの思想が「数を打てば当たる!」ではなく、
「一人一人に有益な情報のみを送る!」ことにあるからです。